支援先

現地活動の戦略

貧困児童への教育支援

貧困家庭では、生活のために、子どもたちにその 生計の一部を負わせるこ とがあります。そのため 教育を受けずに育った子 どもたちは、低学歴とな り、仕事に就く事が難し くなります。これは世代 循環となり貧困から抜け 出すことができません。

HFI はセンターの活動を通じて、安定した職業に 就くための知識や技術を 身につけさせ、自立を促 します。子どもたちに実 効性のある教育を受けさ せ、仕事に就きやすいよ う支援します。

最貧困層へのアプローチ

海外からの NGO がアプローチできる子どもたち は、限られていて、最貧 困層まで届く事が出来ません。

HFI は、スラムを脱出し た子どもたちがさらに最 貧困層にアプローチし、子どもたちが助け出されることを支援します。また、ネパールでは地域開 発を含めた別のアプローチをしています。国の地 域特徴を考えながら支援をする、それが HFI の支援です。

都市部から地方への活動のシフト

山間部には、次々と都市部に押し出される貧困予備軍となる子どもたちがいます。そのため、都市部での対応だけでは、根本的な解決にはなりません。

HFI では、これまでの都市部での活動を、セブ島山間部に展開し、山間部の子どもたちが、都市部に出ざるを得なくなった時に、 就労が可能なように教育を強化しています。

貧困を吸収する共同体開発へ

個々の要援護児童に便益をはかる方法(個別の教育支援)には限界があります。

村から貧困者を押し出さないようにするため、農業開発によって収益性を向上させるなどの、共助的な共同体開発の試みを開始しています。