【日本との違い】
学校さえあれば、誰でも平等に教育を受けられる?
社会保障の整った日本では、教育を受けることは国民の義務であると受け入れられています。しかし、アジアの他の国では、必ずしもそのようには考えられない地域があります。というのも、日本では、社会保障として生活保護などの制度があり、生活に困るような家庭の子どもも、無償の学校へ行ける仕組みがありますが、このような制度が整っていないのです。
ですから生活に苦しい家庭の親は、教育が無償であるとしても、今子どもに生計を助ける能力があれば、実際に収入を得させる方がよいと思っていたり、上の子どもにたくさんの弟妹の面倒を見させた方がよいと考えていたりすることがあります。
また、教育費は無償でも、実際には制服や靴やかばん、学用品、教材費、昼食代など様々な支出が負担になり、学校へ通わせることへの困難さがあります。
学校だけに支援をしても、学校に通えない子どもたちがいるのが現状です。

公の学校教育だけで、社会に出て行ける?
さらに、スラム地区の子どもたちは、自分たちが貧しい家庭の出であるといったことからセルフイメージが低く、うまく社会に適応していく力に不足しています。
子どもたちが愛され、人としての尊厳を大切にされて、健全なセルフイメージを持つこと、そして、実社会で職業を持って自立していくための力をつけることが必要です。
【HFIのプログラム】
HFIでは、支援者の皆様にお寄せいただいた支援金をもっとも有効に役立てるため、次のような方針をとっています。
1.支援金を現地の学校に送って、学校で使用してもらうというのではなく、適切な審査のもと、学業の必要に応じて家庭に直接送る
2.支援金は、基礎学力をつけ、その国のスタンダードの学校教育についていけるような補習活動を促進すること、ソーシャルスキルの不足を補い、セルフイメージ向上や自己主張訓練の機会を提供するなどの働きに役立てる

HFIは、このような諸点に留意して援助活動をしている現地のNGO団体の働きに協力し、教育援助プログラムを実施しています。